神様、もう少しだけ - Season 1 Episode 4 最後の愛を失った時少女は・・・
シーズン - エピソード
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1 - 1命を懸けた恋が今始まる・・・エイズウイルス感染の告知 Jul 07, 1998
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1 - 2好き・・・貴方が命を奪ったとしても Jul 14, 1998
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1 - 3生きている・・・その喜びと悲しみよ Jul 21, 1998
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1 - 4最後の愛を失った時少女は・・・ Jul 28, 1998
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1 - 5こころ開いてご覧・・・君は一人じゃない Aug 04, 1998
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1 - 6生きるための闘い・・・勇気を下さい Aug 11, 1998
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1 - 7好きじゃなきゃ、生きていけない Aug 18, 1998
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1 - 8お前を死なせない Aug 25, 1998
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1 - 9運命が愛を踏みにじる Sep 01, 1998
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1 - 10二人、結ばれる夜 Sep 08, 1998
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1 - 11命を削る新しい命 Sep 15, 1998
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1 - 12I FOR YOU・・・愛と命の輝きのために Sep 22, 1998
概要概要
啓吾(金城武)がHIVに感染していないことを真生(深田恭子)は知り、安心すると同時に、啓吾は健康な“別世界の人”と、気持ちを吹っ切るように啓吾の部屋を出てきた。その帰り道、HIVを移した青年を真生は偶然街で見つけ、後を追った。青年・野口(永堀剛敏)はうらぶれたアパートに一人住んでいた。「知ってたの?」と食ってかかる真生に、HIV感染のせいで体力が低下している野口は、入院して知り、郷里の両親にも話せず、仕事を辞め、貯金を取り崩しながら生活している、と真生に告げるのだった。野口の孤独な生活に、真生はいたたまれなくなる。 その頃、弥栄子(田中好子)は、偶然真生の教科書を見て、真生の異変に気付いた。帰った真生を問い詰める弥栄子に「自分も外に男を作って」と真生。弥栄子に動揺が走る。真生へのイジメはエスカレートする一方。母親にも裏切られた思いの真生は孤独感を深めるが、真生の苦悩する姿を啓吾がじっと見つめていた。啓吾は突然真生の前に現れ、真生を励まし、独りでないことを伝えようとケータイの番号を教えるのだった。啓吾の励ましで心強くした真生は珍しくルンルン。そんな真生に弥栄子は、不倫を打ち明けるが、真生は「お父さんは仕事一方だし、いいじゃない」。しかし、心の中で真生は寂しかった。 啓吾は、新曲ができず悩んでいた。何もしてやれず死んだ恋人リサ(宮沢りえ)のことが啓吾の心を塞ぎ、啓吾は新曲が作れずにいた。真生は学校で、体育の授業のため脱いだ制服がごみ箱に捨てられてしまう。陰湿化する真生へのイジメ。啓吾の声を聞き元気になろうと、ケータイに電話すると、繋がらなかった。啓吾は、気持ちのもやもやを払おうとリサの墓参りに来ていたのだった。墓の前でリサを思う啓吾。そこへリサの妹で、啓吾の歌を歌うカヲル(仲間由紀恵)が現れた。学校から帰った真生は、弥栄子が父・義郎(平田満)に別居を言い出すのを立ち聞き、寂しさが募る。カヲルは啓吾を愛し始めていた。「同じ恋なんてない」と、啓吾のマンション近くまで送ってもらったカヲルは、車の中で啓吾にキス。その様子を、啓吾に会いにきた真生が目撃する。事情を知らない真生は、深い失望感と喪失感で逃げる様にその場から走り去る。啓吾は真生を追うが・・・。