神様、もう少しだけ - Season 1 Episode 8 お前を死なせない
シーズン - エピソード
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1 - 1命を懸けた恋が今始まる・・・エイズウイルス感染の告知 Jul 07, 1998
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1 - 2好き・・・貴方が命を奪ったとしても Jul 14, 1998
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1 - 3生きている・・・その喜びと悲しみよ Jul 21, 1998
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1 - 4最後の愛を失った時少女は・・・ Jul 28, 1998
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1 - 5こころ開いてご覧・・・君は一人じゃない Aug 04, 1998
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1 - 6生きるための闘い・・・勇気を下さい Aug 11, 1998
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1 - 7好きじゃなきゃ、生きていけない Aug 18, 1998
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1 - 8お前を死なせない Aug 25, 1998
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1 - 9運命が愛を踏みにじる Sep 01, 1998
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1 - 10二人、結ばれる夜 Sep 08, 1998
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1 - 11命を削る新しい命 Sep 15, 1998
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1 - 12I FOR YOU・・・愛と命の輝きのために Sep 22, 1998
概要概要
中止になったコンサート会場に、一人いた真生(深田恭子)を強く抱き締める啓吾(金城武)。2人だけの時間が流れ、真生に力が蘇ってきた。 しかし、やはり真生は高校生。家に帰りつくと死の恐怖から逃れようと母・弥栄子(田中好子)に抱きつくのだった。その頃啓吾も自宅で、死を前にしたリサ(宮沢リエ)に何もしてやれなかった自分を思い出していた。真生に何がしてやれるのか、迷いもある啓吾だった。 啓吾にニューヨークで仕事があるという知らせが入った。先方は急いでいるらしい。決断を迫られる啓吾だが煮え切らない。カヲル(仲間由紀恵)も「どうして?」と、啓吾をなじるが、啓吾は真生のことが気掛かりだったのだ。 真生には、発病を遅らせる薬がなかなか見つからなかった。医師・平塚(伊佐山ひろ子)も焦るがどうしようもない。真生はHIVを感染させた野口(永堀剛敏)に会い、いつしか野口を励ましていた。啓吾への愛が真生に力を与えていた。今度こそ副作用のない薬であるようにと祈りながら、真生は新しい薬を試す。 最愛の人だったリサの死。今、自分に救いを求めている真生。気持ちが整理できないまま、啓吾は渡米の手続きを進めていた。そんな啓吾とリサの関係を、啓吾を訪ねた真生はカヲルから聞く。飛び出して行く真生を追ってきた啓吾の腕の中で真生は気分が悪くなる。最後の望みだった薬も真生に効かなかった。 薬が効果なかったことに弥栄子のショックも大きかった。その気持ちを紛らわそうと弥栄子は、別れた恋人の浩之(竹下宏太郎)を訪ねてしまい、その上、浩之に送られ帰宅するところを、家を出た義郎(平田満)にたまたま目撃されてしまう。真生のHIV感染のせいで、塾に行けなくなった悟(佐々木和徳)。叶野家は崩壊寸前だった。 カヲルが、真生に傾く気持ちを押しとどめ、アメリカ行きを決断させようと、啓吾の部屋で自殺未遂事件を起こす。そのせいもあり、渡米を決意した啓吾は、真生を訪ねた。「優しくしないで。辛いから」という真生に啓吾は何も言えない。ただアメリカへ行くとだけ言い去ろうとする啓吾に真生は「会えて楽しかったよ」と、悲しみをこらえながら話すのだった。